<アーカイヴ:2009>
2009年●第3期連続講座『わたしたちの現在を視つめる~注意ぶかく、くりかえし』
わたしたちは、多くの隣人たちといっしょに日々の暮しをつくっています。日本列島に住むさまざまな民族の人たち、さまざまな文化的背景をもつ人たち。 ――この社会をともにする人たちが隣人であり、わたしたちです。多文化学校第3期連続講座では、隣人同士(わたしたち)が生きる状況(現在)をもっともっ と分かりあいたいと考え、企画しました。わたしたちの身のまわりに起きている事柄を、一過性の出来事としてやり過ごすのではなく、注意ぶかく視つめ、くり かえし問いかけていきたいと思います。
第1回『フィリピン人の 「希望の国」 ニッポン』
浜崎眞実さん(カトリック神父)フィリピン人母子とカラカサンの活動家9人
ディレクター=瀧柳洋子さん 江原幸壱さん
第2回『民主化運動と在日ビルマ人労働者』
山口智之さん(APFS労働組合執行委員長)
サイ・シー・ワンさん(在日シャン民族民主主義会議長)
モモ(Nang Kham Mo Htun)さん(在日シャン民族民主主義会事務局長)
ディレクター=青池憲司
在日ビルマ人労働者の争議の映像『大島ラーメンは外国人労働者の悔し涙の味がする』
第3回『多文化なコミュニティづくり~全国の現場から』
田村太郎さん(多文化共生センター大阪・代表理事)
ディレクター=青池憲司
第4回『現代を生きるアイヌ』
沖津翼さん(首都圏で生活し活動する若きアイヌ)
ディレクター=根岸恵子さん
第5回『路上生活者と地域をつなぐ活動』
後藤浩二さん(スープの会)とスタッフ
ディレクター=後藤浩二さん 新部聖子さん
新宿駅西口付近で路上生活をする人たちを「訪問」し、参加者一人ひとりが、ホームレス状態におかれている人たちとことばを交わした。
第6回『労働者派遣法と外国人労働者』
西中誠一郎さん(ジャーナリスト)
平本国雄オズワルドさん(日系ブラジル人労働者)
ディレクター=西中誠一郎さん